62 三位一体主日後第26主日(11-13_11-19) 〔テーマ:一般的終末〕

2015年06月03日 23:01

三位一体後主日(11・13~19)〔第26主日〕(テーマ:一般的終末)

 

(呼びかけ)

世の終わりに「すべての支配、すべての権威や勢力を滅ぼし、父である神に国を引き渡され(一コリ15・24)」る主イエス・キリストの父なる神様。

(頌栄)

 あなたは、天地創造の前に、イエス・キリストにより、義をもって世界を裁く日を定められました。この最後の審判によって、あなたは、選ばれた者たちを永遠に救うことによって、御自身の憐れみの栄光を顕(あらわ)されます。また、邪悪で不従順な捨てられた者たちを断罪することによって、御自身の正義の栄光を顕(あらわ)されます。あなたの大いなる御計画を心に留め、あなたの御名を崇めます。

(感謝)

 あなたは大いなる審判の日、神を知らず、イエス・キリストの福音に従わない邪悪な者たちを永遠の苦しみに投げ込み、主の御前から退け、御力の栄光から切り離し、永遠の破滅をもって罰せられます。しかし、あなたは主イエスに結ばれている者には、永遠の命に入れ、主の御前から来る満ち満ちた喜びと慰めを与えると、御言葉により、約束して下さいました。

私たちの固い確信により、あなたは、すべての人々が罪を犯すことを思いとどまらせるのみならず、逆境の中にある敬虔な人々を一層慰めて下さいます。

また、キリストが審判の日を知らせないでおかれるのは、何時(いつ)主が来られてもよいように、すべての肉的安心を振り捨てさせ、常に目を覚まさせて、いつでも「アーメン、主イエスよ、来てください(黙22・20)」と言うことができるようにするためです。

あなたの深い心遣いを、心より感謝いたします。

(告白)

 しかし、あなたのこのような深い心遣いにもかかわらず、私たちは、愚かにも、肉的安心の中に安住し、主イエス・キリストに目を向けず、怠惰にも惰眠をむさぼる者であることを告白いたします。私たちの愚かさと怠惰をお赦し下さい。

(赦罪)

 このような愚かで怠惰な私たちであるにもかかわらず、あなたは、御自身の独り子、主イエス・キリストを私たちに与えられただけではなく、「あなたがたは、選ばれた民、王の系統を引く祭司、聖なる国民、神のものとなった民です(一ペト2・9)」とおっしゃって下さいます。

(歎願・執成し、祈願)

 それゆえ、願わくば、私たちが「いわば旅人であり、仮住まいの身(一ペト2・11)」であり、私たちの本国が天にある(フィリ3・20)ことを深く自覚させて下さい。魂に戦いを挑む肉の欲を避け(一ペト2・11)、この地上の肉の安心の中に埋没するのではなく、「主イエス・キリストが救い主として来られるのを(フィリ3・20)」目を覚まして、「アーメン、主イエスよ、来てください(黙22・20)」と言って、待ち焦がれることが出来るようにして下さい。

 願わくば、今日も、聖霊により、御言葉を私たちに与え、私たちの道を照らし、完成の日まで、偉大な輝かしい栄光の光を御言葉にうちに見出すことが出来るようにして下さい。

 病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守り下さい。

(結び)

 主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

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