36 三位一体主日(5-17_6-20)〔テーマ:三位一体の神〕p1

2015年06月03日 15:34

三位一体主日(5・17~6・20) 〔テーマ:三位一体の神〕

 

(呼びかけ)

 永遠(とこしえ)に、父、子、聖霊(みたま)である、ひとりの生けるまことの神様。

(頌栄)

 あなたは、あなたの御言葉と聖霊と共に、天地万物を造られました。

あなたは、肉となられた御言葉であるイエス・キリストを、世に送ることによって、全世界にあなたの救いを実行されました。

あなたは、父と御子から出る聖霊によって、天地万物を支え、とりわけ、あなたを信じる者たちを主イエス・キリストの教会に集め、主イエス・キリストのご復活の命と愛の交わりを与えて下さいました。三位一体の神の御名をほめたたえます。

(感謝)

三位一体の神の栄光の輝きで私たちを満たして下さる恵みを心より感謝いたします。

あなたは、父、子、聖霊(みたま)であり、愛によって完全にひとりの神として存在しておられます。あなたが愛なるお方でいらっしゃることを心より感謝いたします。

(告白)

しかし、それにもかかわらず、あなたを仰ぐ私たちは、あなたを、愛によって完全にひとりの神であると証しする者でありながら、愛の一致に至っていないことを告白いたします。

 私たちが愛の一致に至らないは、私たち自らの罪のためです。私たちは、それを罪の性(さが)にしてしまい、自らの努力を惜しんでしまいます。私たちの怠惰と愚かさをお赦し下さい。

(赦罪)

 しかし、主イエスは、建物全体を組み合せて成長させ、聖霊の働きによって神の神殿、神の住まい(エフェ2・21、22)として下さいます。こうして「愛に根ざして真理を語り、あらゆる面で、頭であるキリストに向かって成長していきます(エフェ4・15)」。「キリストにより、体全体は、あらゆる節々が補い合うことによってしっかり組み合わされ、結び合わされて、おのおのの部分は分に応じて働いて体を成長させ、自ら愛によって造り上げられてゆくのです(エフェ4・16)」。

 それゆえ「わたしたちは主キリストに結ばれており、キリストに対する信仰により、確信をもって、大胆に神に近づくことができ(エフェ3・12)」るのです。

(歎願・執成し、祈願)

  願わくば、御(おん)父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもって私たちの内なる人を強めて、信仰によって私たちの心の内にキリストを住まわせ、私たちを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてください。

願わくば、私たちがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、人の知識をはるかに超える神の愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように(エフェ3・16~19)して下さい。

 病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守り下さい。

(結び)

「わたしたちの内に働く御力によって、わたしたちが求めたり、思ったりすることすべてを、はるかに超えてかなえることのおできになる方に、教会により、また、キリスト・イエスによって、栄光が世々限りなくありますように(エフェ3・20、21)」。

主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。ア-メン。

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