05A-04受難週祈祷礼拝 ヨハネによる福音書による
2015年06月20日 20:47
受難週祈祷礼拝 0月00日(木)午後7時半
司 式
前 奏 「我らの救い主なるイエス・キリスト」〈BWV626〉
J.S.バッハ
頌 栄 540
主の祈り (564)
聖 書 ヨハネによる福音書 13章1~20節
祈 祷(一同、祈祷1)
讃美歌 202(くすきしみすがた)
聖 書 ヨハネによる福音書 13章21~38節
祈 祷(一同、祈祷2)
讃美歌 133(夜はふけわたりぬ)
聖 書 ヨハネによる福音書 18章1~14節
祈 祷(一同、祈祷3)
讃美歌 243(ああ主のひとみ)1、2
聖 書 ヨハネによる福音書 18章15~27節
祈 祷(一同、祈祷4)
讃美歌 243(ああ主のひとみ)3、4
説 教 「新しい戒め」
祈 祷
讃美歌 138(ああ主は誰がため)
頌 栄 543
祝 祷
祈祷1 司=司式者、会=会衆
司 主イエス・キリストの父なる神様。
主イエス様は、過越の晩餐の席より立ち上がり、
御弟子たちの足を洗い始められました。
それは、奴隷の仕事でした。
会 主イエス様は、御弟子たちの足を洗うことを通して、
十字架により罪の赦しをお示し下さり、
罪赦された私たちが、互いに仕え合わなければならないことを、
教えて下さいました。
司 しかし、そこになお、裏切りが潜んでいました。
会 私たちの心にも、なお多くの隠れた罪があり、
そのために主を裏切ります。
この隠れた罪を除き去ることほど、困難なことはありません。
願わくは、率直に自分自身をかえりみることができますよう、
聖霊の光をもって、私たちを照らして下さい。
この時、私たちの主を裏切り続けてきた罪を心から認めて、
罪を捨て去り、あなたのみを私たちの神とすることができるよう、
心を整えさせて下さい。
司・会 主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。
アーメン。
祈祷2 司=司式者、会=会衆
司 主イエス・キリストの父なる神様。
主イエス様は、過越の晩餐の席で、聖餐の礼典を制定して下さ
いました。それは、主イエス様が十字架によって
罪の赦しを与えられたことを、覚え続けさせるためでした。
会 主イエス様はあなたの愛を聖餐の礼典に注がれ、
いのちをもって聖餐の礼典を満たして下さることを信じます。
日々自らの弱さを数え、
罪の愚かさを数えるよりほかにない私たちを、
どうか主の恵みをもって覆い、
常に新しい望みへと奮い立たせて下さい。
司・会 主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。
アーメン。
祈祷3 司=司式者、会=会衆
司 主イエス・キリストの父なる神様。
主イエス様は、最後の晩餐を終え、
弟子たちを伴い、ゲツセマネの園に行かれました。
主イエス様は、苦悶の内に祈られました。
しかし、弟子たちは、主イエス様の思いも知らず、
わずか一時も目を覚ましていられませんでした。
会 私たちも、いつも主イエス様が共にいて下さるにもかかわらず、
目を開いて、主イエス様の恵みを見つめ続けることができず、
しばしば、主イエス様の恵みに目をつぶり、
惰眠をむさぼるのです。
それどころか、この世のものに目を奪われ、
主イエス様を一人残し、
主イエス様を見捨てて逃げてしまうような私たちです。
お赦し下さい。
司 主イエス様は、一つの群の牧者として、
私たちを、復活の喜びをもって、再び集めて下さり、
主イエス様の御元に安らぎを与えて下さいます。
会 心より感謝いたします。
どうか、主イエス・キリストの甦りを祝いつつ、
恵みの食卓にあずかる時、散っていた者が、
みなひとつに結ばれて、
主イエス様の栄光と喜びを知ることができますように。
司・会 主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。
アーメン。
祈祷4 司=司式者、会=会衆
司 主イエス・キリストの父なる神様。
ペトロは、主イエス様に
「あなたを知らないなどとは決して申しません」
と傲慢な心で語りました。
しかし、そのペトロは、主イエス様のおっしゃるとおり、
三度主イエス様を知らないと、否定してしました。
会 私たちも、このペトロと同じです。
願わくは、ペテロと共に、主イエス様を否定した罪を、
心の底から、悲しむことができますように。
私たちは嘆かわしい罪を持っています。
この罪の中に沈み込むものとならないようにして下さい。
司 あなたが自ら代って多くの苦しみと非難を受けられ、
私たちの罪のために、激しい十字架の死に追いやった私たちを、
憐れんで下さい。
会 願わくは、私たちを再び揺り動かし、目を醒まさせて、
聖い涙をもって、悔い改めさせて下さい。
私たちの心に、あなたの聖い悔い改めの恵みを与えて下さい。
私たちのすべての罪と怠慢とを洗い去って下さり、
新しい恵みと賜物の光をお与え下さい。
あなたが私たちに目を向けてくださる憐れみの眼差しを
いつも覚えることができますように。
司・会 主イエス・キリストの御名によって、お祈りいたします。
アーメン。