57 三位一体主日後第21主日(10-11_10-17) 〔テーマ:礼典〕

2015年06月03日 22:54

三位一体主日後(10・11~17)〔第21主日〕(テーマ:礼典)

 

(呼びかけ)

 恵みの契約の聖なるしるしまた証印である礼典を、御言葉によって、私たちに与えて下さった主イエス・キリストの父なる神様。

(頌栄)

 あなたは、キリストの臨在と祝福のしるしまた証印とし、キリストのからだとの固い結びつきを確証させ、キリストに属する者と属さない者との目に見える区別を付け、キリストにあって、神の言葉で示された神への奉仕におごそかに従事させるために、洗礼と主の晩餐の二つの礼典を、直接制定なさいました。

(感謝)

 私たちは、キリストのからだに接ぎ木されていることを肉の目で見ることも、感じることも出来ません。しかし、礼典は、肉の目で見ることも、感じることも出来ます。そのゆえに、私たちは、あなたが与えて下さった信仰を、礼典によって、堅く保つことが出来ます。この礼典によって差し出しておられる、あなたの大いなる恵みを心から感謝いたします。

(告白)

 しかし、私たちは、私たちの心の鈍さと愚かさを告白しなければなりません。私たちの心の鈍さのゆえに、私たちは、礼典によって差し出されている溢れるほどの恵みに気付きません。そのために、私たちは愚かにも、この礼典によって差し出して下さっている大いなる恵みを軽んじてしまいます。私たちの心の鈍さと愚かさを悟らせ、お赦し下さい。

(赦罪)

 あなたは、あなたの愛する御子の血によって、私たちを贖って下さいました。そして、私たちを、天の御国に至る、新しくみずみずしい命の道に入れて下さいました。あなたは、私たちに、あなたの憐れみを確信させ、あなたの重い恩寵によって聖とし、純粋な心と清められ良心をもってあなたに近づくことが出来るようにして下さいました。

(歎願・執成し、祈願)

 願わくば、礼典の恵みと効力が、御霊の働きと、礼典制定の御言葉とによることを、しっかり心に留め、一層熱心に礼典にあずかることが出来るようにして下さい。

 願わくば、洗礼の礼典あっては、私たちが目に見える教会に厳粛に加えられたことだけではなく、恵みの契約、キリストに接木されること、再生、罪の赦し、イエス・キリストを通して神に身をささげて新しい命の中を歩くことなどの、しるしまた証印であることを、しっかり心に留めることが出来るようにして下さい。

 願わくば、主の晩餐の礼典あっては、主イエス・キリストの犠牲を世の終わりまで覚えることによって、主イエスの犠牲が与えるすべての益を私たちに保証し、キリストにおいて霊的に養われ、成長し、キリストに対して果たさなければならないすべての義務に一層専念することが出来るようにして下さい。さらに、私たちがキリストのからだに接ぎ木されているがゆえのキリストとの交わり、また兄弟姉妹の交わりの絆、また保証として下さい。

 今日も、あなたの御霊によって、あなたの御言葉を受け入れることが出来るようにしてください。聖書が朗読され、あなたの御言葉が宣言されるとき、私たちを福音の喜びで満たし、感謝をもって歩み出すことが出来るようにして下さい。

 病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守り下さい。

(結び)

 主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。