39 三位一体主日後第3主日(6-7_6-13) 〔テーマ:三位一体(聖霊)〕重複可能性あり

2015年06月03日 22:27

三位一体主日後(6・7~13)〔第3主日〕(テーマ:三位一体〔聖霊〕)重複可能性あり

 

(呼びかけ)

 永遠(とこしえ)に、父、子、聖霊(みたま)である、ひとりの生けるまことの神様。

(頌栄)

 あなたは、父と子とより出、同一の本質を持ち、能力と栄光において同等である三位一体の神の第三位格である聖霊をお遣わし下さいました。

私たちは、創造者なる父、贖罪主(しょくざいしゅ)なるイエス・キリストと共に、完成者なる聖霊として三位一体の神を信じ、愛し、服従し、崇(あが)めます。

(感謝)

 聖霊なる神は、天地の創造と摂理の御業にかかわられただけではなく、御言葉により救いを約束し、その御言葉を実現する主イエス・キリストのご誕生から十字架による贖い、ご復活と昇天にもかかわられました。そして、主イエス・キリストが神の右に座された時には、主イエス・キリストの御霊(みたま)として、天地万物を治め、教会を支え、終わりの完成の時に至るまで、私たちを支えて、働いて下さいます。心より感謝いたします。

(告白)

 しかし、私たちは、聖霊なる神が、私たちの最も近くにいて下さるにもかかわらず、創造者なる父、贖罪主なるイエス・キリストにのみ目を向け、今働いていておられる聖霊(せいれい)なる神の豊かな働きと恵みに気付かないで見過し、私たちの日常生活を、あなたと無関係なものと思って過してしまいました。そのために、私たちは、御国の力を発揮しないままになってきました。お赦し下さい。

(赦罪)

「神の掟を守る人は、神の内にいつもとどまり、神もその人の内にとどまってくださいます。神がわたしたちの内にとどまってくださることは、神が与えてくださった”霊”によって分かります(一ヨハ3・24)」。

あなたが聖霊を与えて下さったがゆえに、私たちは「神がわたしたちの内にとどまってくださること」を手ごたえをもって理解することが出来ます。心より感謝いたします。

(歎願・執成し、祈願)

 聖霊は、牧師たちをその聖なる職務に召し、任職し、他のすべての教会役員にその特別な働きのための能力を与え、教会員に種々の賜物と恵みを分け与えて下さいます。

 聖霊は、み言葉と礼典と祈祷に効力を与えて下さいます。

 聖霊は、教会を教え導き、保持し、増し加え、聖(きよ)め、遂に神のみ前に完成して下さいます。

聖霊は、すべての信者をキリストに結合し、慰め主、助け主、また聖(きよ)め主(ぬし)として私たちのうちに住み、キリストの満ち満ちた徳にあずからせ、子として祈る霊を私たちに与え、私たちを聖化し、贖いの日のための証印に役立つことをすべて行って下さいます。

 願わくば、聖霊において、私たちと共にいて下さる主イエス・キリストにより頼み、ご復活の命の希望に生かされ、愛をいただいて隣人を愛し、福音を伝える者にして下さい。

 今、霊の目を明らかにし、あなたの御言葉に耳を傾けさせて下さい。

 病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守り下さい。

(結び)

 主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

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