25 受難節第5主日(3-9_4-11) 〔テーマ:主イエスの御受難〕

2015年06月03日 15:19

受難節第5主日(3・9~4・11)〔テーマ:主イエスの御受難〕

 

(呼びかけ)

 受難節を第5主日まで、支え導いて下さった憐れみに富み給もう父なる神様。

(頌栄)

 あなたはその憐れみによって私たちに耳を傾け続け、身を乗り出して、罪のなわめに苦しむ私たちの叫びを聞き続け、大いなる憐れみをもって私たちを導き続けて下さいました。私たちは、その憐れみのゆえに、あなたを賛美します。

(告白)

 しかし、私たちは「自分のしていることが分かりません。自分が望むことは実行せず、かえって憎んでいることをするからです(ロマ7・15)」。私たちは「なんと惨めな人間なのでしょう。死に定められたこの体(からだ)から、だれがわたしを救ってくれるでしょうか(ロマ7・24)」。

 私たちは、受難節の間、自らの罪を見つめる歩みを続けて来ました。私たちは、今、心の底に潜む始祖アダムの罪の恐ろしさにおののいています。今ある罪は、主イエス・キリストの贖いのゆえに、罪の残り滓(かす)のみであるとは言え、なお、私たちは、自らの罪を認めるがゆえに、恐れおののいています。

 どうか、この罪を憎み、捨て去ることが出来るように、私たちに憐れみの御手を指(さ)し伸ばし、力を与えて下さい。どうか、この惨(みじ)めな私たちをお救い下さい。

(赦罪)

あなたは「傷ついた葦を折ることなく、暗くなってゆく灯心を消すこと(イザ42・3)」のない憐れみに満ちたお方です。

私たちの贖い主(ぬし)、主イエス・キリストの父なる神様。あなたは「罪を取り除くために御子を罪深い肉と同じ姿でこの世に送り、その肉において罪を罪として処断されたのです(ロマ8・3)」。

(感謝)

あなたは、受肉した神の御言葉なる主イエスによって、救いを成就するために私たちの世に遣わされました、あなたは、ただ一方的な恵みによって、私たちを悔い改めに導き、古い私たちをあなたと共に十字架につけて滅ぼし、新しい被造物として、私たちを主イエスと共に、主イエスの中に、よみがえらせて下さいました。それゆえ、今生きているのは私ではなく、主イエス御自身が私となって生きて下さいます。このあなたの愛によって、私たちは圧倒されています。心より感謝し、御名をほめたたえます。

(歎願・執成し、祈願)

私たちは、あなたの十字架の愛によって、悪と憎悪を征服してくださったので、御父のそばで永遠に生きることが出来ます。それゆえ、あなたの御霊によって、キリストに仕えることに勇敢で大胆になれるように私たちの魂を力づけてください。

 人生の荒野をさ迷う私たちに、あなたの御言葉を与えて私たちを導き、生ける水で私たちの渇きを癒し、天上のパンで私たちの飢えを満たしてください。

「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯(詩編119・105)」です。私たちの救い主、イエス・キリストを通して信仰と愛によってあなたの御言葉の真理を受け入れることが出来るように私たちの耳を開いて下さい。

病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

 旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守りください。

(結び)

 主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

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