24 受難節第4主日(3-2_4-4) 〔テーマ:主イエスの御受難〕

2015年06月03日 15:18

受難節第4主日(3・2~4・4)〔テーマ:主イエスの御受難〕

 

(呼びかけ)

 受難節も半ばを越えた今、私たちをあなたの聖なる光の中に置き、愛と恵みを注いで、悔い改めに招き続け、今日に至らせて下さった、全能の父なる神様。

(頌栄)

あなたは、私たちをあなたの御顔の光で照らし、心に溢れるまで満たして下さいます。あなたを讃美し、ほめたたえます。

(感謝)

主イエスは私たちの恐るべき呪いを除くために、ご自身の命を献げて下さいました。受難節のこれまでの時、私たちは、自らの罪を見つめる歩みを続ける中で、始祖アダムの罪におののき続けて来ました。しかし、あなたは、赦しに富み給もうお方です。あなたは救い主、イエス・キリストによって、私たちをあなたとの新しい関係に入れ、御復活の命をもって導いて下さいました。心から感謝いたします。

(告白)

 しかし、憐れみ深い神様。思いにおいても、言葉においても、行ないにおいても、私たちがなしたことによって、また、なさないまま見過ごして来たことによって、罪を犯し続けて来ました。私たちは「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい(マタ22・37)」との戒めに反して、あなたを愛しませんでした。「隣人を自分のように愛しなさい(マタ22・39)」との戒めに反して、隣人を愛しませんでした。私たちが赦されているようには、隣人を赦しませんでした。私たちは、主イエスが私たちに仕えて下さったようには、主イエスの「隣人に仕えよ」との呼びかけにさえ、耳を傾けませんでした。憐れみに富み給もう神様、この罪深い私たちを憐れんでください。

(赦罪)

 憐れみに富み給もう神様。「打ち砕かれ悔いる心を、あなたは侮(あなど)られません」(詩編51・19)。「『キリスト・イエスは、罪人を救うために世に来られた』という言葉は真実であり、そのまま受け入れるに値します」(一テモ、1・15)。キリストは十字架の上で、その御(み)からだに私たちの罪のすべてを担われました。こうして、私たちを罪から解放し、義のために生かし、その傷によって私たちを癒して下さいました。それゆえ、私たちの唯一の慰めは、ただ主イエス様とその十字架だけです。心より感謝し、御名をほめたたえます。

(歎願・執成し、祈願)

この受難節の悔い改めの旅路の間にも、あなたは、御言葉の聖なる光によって、私たちの心の闇を照らして下さいました。それゆえ、私たちが自らの罪を認め、悔い改めて、ただあなたの「静かにささやく声(王上、19・12)」を聞き取ることが出来るようにして下さい。そうすれば、私たちはキリストと共に、この受難節の悔い改めの旅路を、さらにもう一歩進むことが出来ます。

今、御言葉により、あなたの御声以外の世のあらゆるさわがしい声を沈黙させて下さい。イエス・キリストのみ苦しみと死を通して、「静かにささやく声」で私たちに語って下さい。そうして、あなたの聖霊の力によって、私たちを主イエス・キリストの御受難に集中させて下さい。

 病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

 旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守りください。

(結び)

  主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。

 

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