06 降誕日(12-19_12-25) 〔テーマ:主イエスの誕生〕

2015年06月03日 14:39

降誕日(12・19~25)〔テーマ:主イエスの誕生〕

〔12・19~24に降誕日礼拝を行なう場合もこれを用いる〕

(頌栄)

 天の父なる神様。あなたは、闇を引き裂き、死を打ち破るために、輝く光であるあなたの御子、私たちの救い主、イエス・キリストを、世にお送りになり、私たちを明るく照らして下さいました。あなたの大いなる救いの御業に感謝し、御名をほめたたえます。

 救いの御子、主イエス・キリストは、ローマ帝国の皇帝、アウグストゥスの強大な力に翻弄された、か弱いヨセフとマリアから、まことに弱弱しい幼子として誕生なさいました。

 しかし、私たちは、ここにこそ神の救いを見ます。「十字架の言葉は、滅んでいく者にとっては愚かなものですが、わたしたち救われる者には神の力(一コリ1・18)」だからです。

 その時、あなたは、蔑(さげす)まれていた羊飼いたちを用いられました。あなたは、天使たちを用いて「恐れるな。わたしは、民全体に与えられる大きな喜びを告げる。今日ダビデの町で、あなたがたのために救い主がお生まれになった。この方こそ主メシアである。あなたがたは、布にくるまって飼い葉桶の中に寝ている乳飲み子を見つけるであろう。これがあなたがたへのしるしである(ルカ2・10~12)」と、神の独り子、主イエス・キリストのご降誕を知らされました。

 私たちは、ここに、私たちに授けられた恵みの福音を見ます。「捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由にし、主の恵みの年を告げるためである(ルカ4・18、19)」。「今や、恵みの時、今こそ、救いの日(二コリ6・2)」。「罪と何のかかわりもない方を、神はわたしたちのために罪となさいました。わたしたちはその方によって神の義を得ることができたのです(二コリ5・21)」。「『恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた』と神は言っておられるからです(二コリ6・2)」。

蔑(さげす)まれ、闇の世に何の希望も見い出せない羊飼いたちをこそ、あなたは、主の栄光によって周りを照らされたのです。そして、あなたは、主イエス・キリストを、世界の輝かしい光として、私たちに差し出して下さいました。

天使たちも、民全体に与えられる大きな喜びを歌って、主なる神様をほめたたえました。「いと高きところには栄光、神にあれ、地には平和、御心に適う人にあれ(ルカ2・14)」。

(感謝)

 まことに、全人類にとって、これほどの贈り物はありません。この恵みに、心打ち震えて、感謝の言葉を発見することさえ出来ません。お赦し下さい。

(歎願・執成し、祈願)

 願わくば、この救いの恵みを受けた私たちに、私たち自身を献げさせて下さい。私たちに授けられた恵みの福音に、私たちの身を委ねさせて下さい。

「神はキリストによって世を御自分と和解させ、人々の罪の責任を問うことなく、和解の言葉をわたしたちにゆだねられたのです(二コリ5・19)」。

願わくば、あの羊飼いと同じ主の栄光によって私たちを照らし、この幼子について……人々に知らせ(ルカ2・17)ることが出来るようにして下さい。

 今日という日に、あなたの御言葉の光で、私たちの心を照らし、御言葉を耳に成就させて下さい。「この聖書の言葉は、今日、あなたがたが耳にしたとき、実現した(ルカ4・21)」からです。

 病のため、高齢のため、また、やむを得ずして、この礼拝に出席できない兄弟姉妹に慰めと平安を与え、一時(ひととき)でも主を仰ぐことが出来るように導いて下さい。

旅の内にある兄弟姉妹、他住の兄弟姉妹、全世界の各地で困難を覚えておられる兄弟姉妹をお守り下さい。

(結び)

 主イエス・キリストの御名によってお祈りいたします。アーメン。